今週のオススメ(2021/6/20)
・水野敬也『雨の日も、晴れ男』 文春文庫 2008/6/10 小説
読み始めは不思議な世界観についていきにくい感じもあったんですが、読み進めていくうちにじんわり楽しくなってきます。読み終わったらもう、忘れられない一冊になりました。ちょっとほっこりしたいときにおすすめです。
戦時中の作者の少年時代をベースにした自伝的小説。ドラマ化や映画化もされました。活字に手を出すハードルが高いという方は是非映画からどうぞ。かつてこういう時代もあったのかと、ときどきは意識するのも大切だなと思います。
・田坂広志『なぜ、優秀な人ほど成長が止まるのか』 ダイヤモンド社
2018/10/18 思想
周りに「あの人、頭いいんだけど、仕事は……」という人いますよね…。なぜそうなるのか、分かりやすく分析してくれています。そういう人ほど、一緒に仕事しにくいなというストレスがかかるもの。でもどうしてそうなったのか理屈が頭に入っているだけでも、そういう人に対する心構えがちがってきます。