今週のオススメ(2021/6/13)
・小野不由美『十二国記』シリーズ 講談社X文庫 1992~ 小説
壮大な歴史ファンタジーのシリーズです。2012年に新潮文庫で新デザイン(同じ山田章博さんのイラスト)でシリーズすべて刊行されており、さらに続編が刊行中です。主人公が異世界に連れ去られて……という珍しくないスタートですが、気づいたら一気に読破していました。
・池井戸潤『下町ロケット』 小学館文庫 2013/12/26 小説
続編もいくつかでていてドラマ化もされましたね。池井戸さんの作品はもちろん他の作品もすきですが、私としてはコレが最初に読んだからだったのか…一番贔屓の作品です。
・フェルナン ブローデル『地中海』1~10 藤原書店 1999 歴史
原書は1949年出版、これ以外にもいくつかのバージョンで翻訳出版されています。おもに16世紀の地中海世界について書かれていますが、量がすごいので全部読むには気合が必要です……なので、興味があるところだけのつまみぐいでも十分読んだ感味わえます。読めば読むほど自分の無知さに気づくという厳しい本でもあります。